『三学戒』
おはようございます。
夏本番を迎え、熱い日が続いております。
室外で作業をされている皆様、水分補給をまめに取り、体調を整えて従事して頂きますようお願いします。
さて本日8月1日より日本BCPは、新年度を迎えました。
前期からキャリアパワーと合併し社員も増えて大きく躍進しております。
これからも各企業様から頼れる存在であるよう、多方面における事業の継続のお手伝いを心がけて参ります。
今後ともよろしくお願いいたします。
先日NHKの番組で物事を習得する。ということについてある種の法則がある。
ということを放送していましたので、紹介致します。
人間の記憶には長期記憶と短期記憶というものがあって、短期記憶というのは、7つぐらいしか覚えていられないそうです。
パーキンソンの法則というそうですがしかも楽しいことが優先してしまい嫌なことは後回ししてしまう傾向があるようです。
反対に感情を伴う記憶は長期記憶と言っていつまでも覚えているそうです。
遠い日の思い出とかはそうですね。
以前、フィロソフィで潜在意識と顕在意識について教えて頂いたことがあります。
自分がとことん追求したい仕事など、忘れたくないことなどは顕在意識に留めて置くことなく、とことん貫いて潜在まで落とし込んでしまえば、
長期記憶に置き換わるのではないかと、最近はそんなことを思いながら仕事に従事しております。
稲盛先生のフィロソフィで‘学ぶ’ということで昔から座右の銘にしていることがありますので、最後にご紹介しておきます。
講和の中でよく紹介される『安岡正篤』という方のお言葉です。
この安岡正篤さんという方は、儒教(陽明学)の教えを説いておられる哲学者でもあり、政治指導者でもあられました。
終戦の時の天皇陛下の玉音放送を作文された方でもあります。
私も若かりし頃、一度お会いしたことがあります。
安岡正篤さんのお言葉に『三学戒』三つの学びの戒めという教えがあります。
1、若くして学べばすなわち壮にして成すあり。
2、壮にして学べばすなわち老いて衰えず。
3、老いて学べばすなわち死して朽ちず。
若いころから学問を続けていれば成人(壮)にして成功する。
成人してから学べば、老人になってもその力は衰えず。
年老いてから学べば、死後もその名は後世に轟く。
死ぬまで、勉強。といったところでしょうか。以上です。